いやはや、毎週の二連休に慣れると、休日が一日のみというのは堪えますね(苦笑)
やっぱり私も歳を取ったということでしょう!
明日からもまだきつそうです…
なので今日はお酒はなしです。
また一冊読み終えましたのでそちらを。
横山秀夫の影踏み。
主人公は寝入った家に忍び込み金銭を盗み出すノビ師という忍び込みのプロ。
要するに泥棒です。
そしてもう一人、その頭の中に住み着いた他界した双子の弟。
物語は服役を終え出所したところから始まり、逮捕のきっかけとなった事件の回想になります。
忍び込んだ家の夫婦の寝室で明確な殺意を感じ、脱出するんですが直後に逮捕されます。
忍び込んだ家のその後におかしな様子はなく、夫婦も離婚、ですが違和感を感じた主人公はその家を調べ始めるのですが…
400ページ近い一冊ですが、主人公が同じで、時系列順に並んだ短編集のような形で、一話ずつ事件は解決していきます。
結構面白かったですね!
最初はフィクションとはいえ犯罪者をメインに据えていることに違和感を感じました、しかし物語の展開も早いうえ、短編でもあるので苦も無く読めました。
そもそもゲームでグラセフやウォッチドッグスをやっている人間のセリフではなかったですね(苦笑)
唯一弟が頭の中にいるという設定をどうとらえるかですね。
スタンダードに二重人格か…しかし弟がメインになることはありません。
フィクションなので構わないのですが、まあラプラスの魔女と同じように考えましょう。
また、実際に使われているかは知りませんが、専門用語というか隠語も多く登場し、雑学的勉強にもなりました(笑)
ノビ師や宵空き、ハコシやウキスなどなど…
この方の作品もいろいろ読むようになっていますが、面白いの多いですね!
引き続き読んでいきたいと思います!
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