現在はロマンシングサガ3リマスターにはまっているのですが、久しぶりに映画を見ることにしました。
ガンガンネタバレなので気になる方はスルーを。
何を見るか迷っていたところ、原作を読んでいる作品のほうが理解しやすいと思い、一本目に残穢を見ました。
小野不由美原作の小説で、マンションの自室で起こる怪現象の原因を探ろうという話です。
大筋は原作の通りで、その土地の歴史を遡っていき、原因を調べていきます。
ですがまあ尺の関係もあり、演出の関係もあり、原作忠実とはいきませんよね(苦笑)
この作品は原作では強烈な恐怖はなく、主人公たちはたいした被害も受けないのですが、映画のほうは明らかに過剰な恐怖演出がありますね。
演技も上手い人たちですし、それなりには楽しめましたね!
こちらは原作綾辻行人、文庫上下分冊の長編です。
過去にクラスの人気者が命を落とし、それを悲しんだクラスメートが、あたかも本人がそこにいるようにふるまうことが始まりです。
それ以降、クラスの人数は知らずに一人増え、誰もそれに気が付かないという設定。
そして増えた年は必ず人が死ぬという…
それを回避するために、クラスで一人をいないものとして扱い、クラスの人数の帳尻を合わせて被害を避けようとするんですね。
ですがそんな折に主人公が転校してきて…
正直私はこの原作が大好きです。
この作品で綾辻行人氏の作品を買い集めようと思ったほどです。
しかし!
この映画から原作を読みたくなる人はどれほどいるのか?
皆無ではないでしょうか…
逆に私のように原作から入ると、酷評しかできませんよ。
ホラーは人が死ねばいいというものではありません。
滑稽ですし、あまりにも陳腐。
見る前から評価の星の数で嫌な予感はしたのですが、レビューを見ると主演の橋本愛さんがかわいいと高評価を付けている人が結構いるんです。
それを差っ引くと恐ろしい評価に…
今まで見た映画のワースト3に入ります。確実に。
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