これはニッカの創業者の竹鶴氏がスコットランドよりウイスキー造りを学び、持ち帰った技術で1934年に北の大地に余市蒸留所を立ち上げます。
そこの看板となるシングルモルトで、その中でも最もライトな製品になりますね。
香りは複雑で僅かにスモーキーっぽさもあり面白いです。
口に含むとドッシリしているのですが、甘さもあり飲み易くなっていますね。
もともと竹鶴氏はスコッチを超えるウイスキーを造る為に鳥井氏と袂をわかったので、サントリーよりスコッチに近いです。
また余市は世界的にも珍しい石炭直火炊きを現在でも行う稀有な蒸留所になっていて、そういう個性が出るのでしょう。
このボトルはノンエイジですので比較的若い原酒も入っているのでしょうが、量は500と少ないですがその分価格も安く試しやすくなっているのはいいですね。
このまま10年、12年と飲む機会があれば…どこかで買ってしまいましょうか(笑)
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