この蒸留所はバーボンの蒸留所としては最も小さく、生産量も多くありません。
経営者のサミュエルズ家は蒸留を19世紀からはじめ、1953年に4代目のビルによって創業されます。
その一家が数々のこだわりと誇りを持って、経営理念である最高の材料で人間の手による少量生産を守り続けています。
トップのキャップを固めている封蝋は全て手作業で行われ、作業者のクセが出るらしく見る人が見れば誰の封蝋かわかるとか…
特徴はバーボン作りで使われるライ麦の代わりに冬小麦を使っていることで、樽の苦味や刺激を感じずにバーボンの甘さとまろやかさを十分に堪能できる一本です。
一時期は生産が追いつかずにオーナーが謝罪文を発表することもありましたが、現在はてこ入れがされて十分な出荷量がありますね!
しかし以前は存在したブラックトップとゴールドトップ…復活して欲しい…
私はバーボンの中では1,2を争うほど好きな一本です。
甘くて美味しい!
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