急に朝晩が冷え込みました!
昼間はうっすら汗が出そうなほどの日差しなので、すごく服装に困ります。
それはそうと、仕事が一段落し、オフのようになっていたのでたまっていた本を消化していきました!
最初は東野圭吾氏のプラチナデータです。
この作品の舞台は近未来の日本で、遺伝子情報を解析して身体的特徴や人相、家族構成も割り出されるDNA捜査システムのある世界です。
主人公はそのシステムの関係者ですが、システムの製造者が殺害された挙句、犯人として示されたのが自分自身だったために、容疑を晴らすために単身動き出します!
警察の大規模で執拗な包囲網をかわし続ける中、カギを握るのはもう一人の自分と、謎のプログラム「モーグル」。
システムの裏に潜む陰謀…真相とは!?
ってな内容です。
私は満足した作品で、後半は少しネタの読める展開もありましたが、非常に楽しめました!
情報管理社会と呼ばれる昨今の状況を鑑みると、ゆくゆくはこういった社会が訪れないとも限りません。
利便性の追求のためあらゆるものがデータ化され、ネットインフラを通じて世界中と瞬時につながることのできる現在、個々の倫理観のみでは限界が来るでしょう。
メリットも大きいのでしょうが、それ以上にデメリットも多いと思います。
実際に読了すればわかるのですが、事件は解決したところで、決してハッピーエンドとは言えない結末はいろいろと考えさせられます…
近未来SFになるのでしょうか?
あくまでシステム以外は現実と同等なので、その内容にうすら寒さを感じた次第です。
少し内容は乖離しますが、管理されるということで映画のマイノリティリポートやエネミーオブアメリカなどを思い出しましたね!
490ページ、一気読み一冊目です(笑)
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