仕事が一段落して久しぶりにのんびりとした時間を過ごしていますが、朝から晩までクーラーをフル稼働させないと日常生活すらままなりません!
それでも朝から梅雨の間中できなかった洗車をしました。
暑さに負けて水洗いのみなのでピカピカには遠いですが(苦笑)
背中まで伸びていた髪もバッサリと切り、頭だけはスッキリしたのですが…
なにせシャンプーやコンディショナーの消費が半端なく、仕事柄傷みやすいこともあり、仕事の区切りでの散髪です。
女性陣には割と好評でしたが、ほっときゃ冬には元通り(笑)
そして自粛続きでしばらく乗っていない車に乗り、少し遠い酒屋さんへ行ったのです。
以前バッテリー上がりを起こしかけて、ヒヤッとしたのはいい思い出(苦笑)
本来は酒問屋に直接発注するのですが…
そこでゲットしたのが今回のタリスカーです。
一度だけ飲んだことはあるのですが、我が家に来るのは初めてになります。
本当はイーグルレア10年の抜けた穴を埋めるためバーボンを探しに行ったのですが、スコッチに目がいってしまうのです…
イギリスの本島と橋でつながるスカイ島ですが、白い建物と荒涼とした大地。
私の最も好きなアイラ島と同じような雰囲気が漂います!
まあ同じ国の島ですから当然ですが(笑)
このタリスカーもアイラモルトと同じくピーテッドモルトに分類されます。
しかしアイラのようなスモーキーフレーバーは感じません。
トップノートはとても甘く、ジャパニーズのように感じた瞬間もあったほどです。
ですが実際のところ、僅かにピートも感じられますし、ヨードや潮の香りも感じ取れる気がします。
味は香り同様に甘さもあるのですが、度数の45.8度も合わさり、口内で暴れる印象も強く、メタリックな飲み口は非常に面白いと感じます。
ウイスキーの味を語ると非常に曖昧模糊で漠然とした表現になるのですが、嗜好品の感じ方を断定してしまうのは本意ではない…
といえばかっこいいでしょうか(笑)
後味はかなりスパイシーで、塩や胡椒を強く感じることになります。
この刺激的な味わいは他にあまりないように思いますし、これだからシングルモルトスコッチはやめられません!
この地区を代表するような蒸留所の一つで、この10年もスタンダードなボトルとして広くファンに愛されています。
日常的に晩酌用には高すぎますが、毎日がばがば飲むのでないのであれば、選択肢に上がりそう。
以前は蒸留釜の扉を開けっぱなしにして火災がおきそうになったり、経営難から格安での身売りがあったりと順風満帆な蒸留所ではありません。
1830年の創業以来、幾多の困難を乗り越えて現在に至ります。
要するにうまいのでこれからも頑張ってほしいということ。
今回はストレートをダブルでテイスティンググラスにそそぎ、氷を1-2欠片ほど入れて楽しみました。
程よく伸びつつもバランスのいい飲み方だと思うので、開封時の一杯はこうすることも多いです。
ウイスキーを趣味としてから10年以上がたちましたが、まだまだ入り口と思い知らされます。
その頂きは高く、楽しみは尽きません!
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