一杯目には何気にサイドカーを飲んでいたので、これが二杯目です。
定番のスタンダードカクテルの一つでリキュールベースの一杯。
レシピはカンパリ20、グレープフルーツジュース30をトニックウォーターで割って完成。
ネーミングのスプモーニは泡立つという意味のイタリア語、スプマーレからきているそうです。
味はカンパリの苦味がほのかに残っていますが、僅かな甘味とトニックの爽快な飲み口と合わさり、スッキリと飲みやすくなっています。
度数も低く5度前後なので万人向けですね!
うちにあるレシピ本では、カンパリとグレープフルーツの量が30,30のものが二冊、30,45が4冊でした。
しかし今回は今読んでいる漫画のバーテンダー8巻に収録されているバーテンダーの魂という話で登場するレシピで作りました。
その話ではスプモーニはゴールデンレシピの一つという、グレープフルーツとトニックウォーターの組み合わせで、ベースを他のリキュールやスピリッツに変えても、分量を多少適当に作っても美味しく、簡単に誰でも作れると語られます。
マティーニはプロとアマの差が大きく違う味になるが、スプモーニなどのカクテルは誰が作っても味の差が小さく、プロとしての違いを出すのが難しい。
そのために泡を大切にし、トニックの量や氷、混ぜ方などに拘り、ならではの味のために自分を磨き努力をし続ける。
それがバーテンダーの魂だと。
出来ないと諦めるより出来ると信じて挫折したほうが自分の未来につながる。だから続ける。
私はこの言葉に感動し、多少なりとも救われました。
この漫画は、もはや私の人生のバイブルになっていますね(笑)
次の9巻よりホテル編ですね!
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