2000年のフランス映画で、ベストセラーミステリー小説の映画化作品です。
監督/脚本:
マシュー・カソヴィッツ
キャスト:
ジャン・レノ
ヴァンサン・カッセル
ナディア・ファレ
カリム・ベルカドラ
今作はスリラー的なもので、見どころは猟奇的殺人事件の死体描写でしょうか。
むごたらしく精密でリアルに造形された死体は、冒頭オープンングから映し出されます。
群がる虫ともども、生理的に受け付けない人はここでギブアップでしょう(苦笑)
舞台はアルプスのふもとにある独立的な自治を行う大学を中心とした村。
殺人事件を追うベテラン警視と、同時期に別の場所で起こった墓荒らしと小学校の盗難事件を追う警部補の活躍を描きます。
それぞれの事件は次第に一つに結び付き、閉鎖的な大学の裏が見えてきます。
この手の題材で本編が約100分というのはいささか詰め込みすぎのような気もします。
そのためやや強引に感じたり、なぜそうなる?ということがないではないのですが…
最近はCMでドラえもんを演じるジャン・レノの演技や、今では売れっ子になったヴァンサン・カッセルの勢いのある演技の注目です。
個人的な難点をあげるとすれば、版権の関係かどうかはわかりませんが、ブルーレイ化されていないことです。
音声はDTS5.1chではありますがマスターオーディオのほうがいいでしょうし、映像も結像が甘いですね。
テレビでの鑑賞にはDVDでもいいのでしょうが100インチにもなると気になってきますね(苦笑)
と言うところで今月の2016年6月にいよいよブルーレイが発売になるようです。
これは要チェックや!
コメントを残す