このペルノはアブサンというお酒を源流としています。
ニガヨモギを原料にしたお酒でツヨンという有害物質が含まれていて、水に触れると白濁するところから緑の魔酒と呼ばれていたアブサン。
1915年に製造と販売が禁止され、製造していたペルノ社はハーブを研究し独自に配合したアブサンの味に近づけたペルノをリリースしたんです。
現在は中毒性のないアブサンが復活、似せて作られたパスティスという種類のお酒にはリカールが。
ペルノはアニスリキュールという立ち位置になっています。
液色は透き通った美しい黄緑色ですが、これも水に触れると白濁します。
香りはまさにハーブ!といった感じで当たり前ですが主張がかなり強いお酒。
口に含むとピリピリとした苦味が広がり、そのあとに濃厚な甘味が広がります。
ストレート、ロック、カクテルベースと活躍する一本ですが、とにかくクセが強いので飲めない人は何をしても飲めません。
10人中9人が絶縁し、1人が熱狂的なファンになるといわれる一本です(笑)
私の中でも嫌いではありませんが好んで飲むものではありませんね(苦笑)
カクテルとしてはペルノジュレップ、グラッドアイあたりでしょうか。
目次
1.お酒の定義、度数、プルーフ
2.醸造酒
3.蒸留酒
|-ジン
|-ウォッカ
|-ラム
|-テキーラ
|-ブランデー
|-ウイスキー
4.混成酒
|-ハーブ系
|-フルーツ系
|-ナッツ系