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酒と物欲の日々 -Days of alcohol and greed-

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首無の如き祟るもの

いきなり今日は汗がどっと出ました。
気温20度オーバーはビックリです!

車を走らせるのはこの時期はもちろんオープンですが、今日はさすがに日差しが強かったです(苦笑)
でもまあ愛用しているリーバイスのシリーズで、黒のブーツカット517を500円でゲットできたのは儲けものでした。
ついでに本も少し買ってきましたが(笑)

そして連続一気読み3冊目。
まあすでに現時点で4冊読み終えていますが…

三津田信三氏の刀城言耶シリーズ第三弾。

この作品を読んで確信しましたが…戦前・戦後の日本の田舎の集落を舞台に、旧家の相続争い、呪い・祟りなどの内容が大好物のようです!

多分最初に触れたのは横溝正史氏の八墓村だったと思いますが…

今作は作中の作家が作中作を執筆という形で物語が進んでいきます。

舞台となるのは奥多摩の山奥にある村・媛首村-ひめかみむら-。
伝承で淡首様や首無といった物の怪の存在を強く感じる場所です。

その地に三つに分かれた旧家・秘守-ひがみ-一族。
筆頭・一守家、そして二守家、三守家。

その一守家は代々淡首様の呪いにより男子が短命であるようで、その呪いを回避できるよう成長の節目で儀式を行うのですがその場で最初の惨劇がおきます…
村の駐在が奮闘するのですが、戦争へ招集されうやむやになっていきます。

戦後になり復員した駐在は捜査を再開しますが、やはり旧家に食い込むのは難しいのです。

しかしそこでおきる首切りの連続殺人…
みたいな。

謎が謎を呼ぶ展開でこれも一気に読み切ってしまいました!
特に最後の50-60ページはすごかったです。

この手の作品を読みなれている方なら、謎のいくつかはピンとくると思いますが、この結末は予想外でしょう!
このしめ方を良しとしない人もいそうですが…

今まで読んだこの手のミステリーでは断トツ気に入ったのでまた読み返すでしょうが、ボリューミーなので当分先になりそうです(笑)

しかし個人的にマイナス点がないわけではありません。
これは作品の性質上ある程度は仕方がないのですが、時代背景や歴史・文化、人物描写にかなりのボリュームを割いているので、そこを越えるまで読み進めることができない人もいるのではないかと…

実際に前作前々作もそこを越えるのがかなり苦痛で、幾度と本を閉じそうになりました(苦笑)
まあ徐々に慣れはするのですが…

今回の主人公は刀城言耶とは言えませんね。
完全にエキストラです(笑)

私と同じ趣味嗜好を持つのであれば、このシリーズのこの作品は読んでおきましょう!

連読その三、600ページ…

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