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酒と物欲の日々 -Days of alcohol and greed-

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怪談のテープ起こし

連休も折り返し、いかがお過ごしでしょう?

最高の行楽日和となりましたが私は相変わらず(苦笑)

珈琲・音楽・読書です。

一度だけ少し車で出かけましたが、遠くの古本屋物色という内容で(笑)

今週はこの本です。
三津田信三の怪談のテープ起こし。

この本は構成的には短編集で、自殺間際にメッセージを録音しておく人がいて、それを原稿に起こして記事にしようってことになり、提案者が失踪。
その後届くテープには…
という表題作の死人のテープ起こしをはじめとした6本。
それにプラスした本ができるまでの裏話。

あくまでフィクションであるはずの小説作品を、あたかも実話怪談のような構成で書いていくというのは面白いです。

実話怪談を読み漁っていた時期があるからこそ、まさか実話では?という気にさせられます。
背筋に這い上がるゾクッとした感じは久しぶりに味わいました。

読み終わってっも全ての伏線が回収されるわけでも、謎が解決するわけでもありません。
そこに納得しない読者も多いかと思いますが、私の読んできた実話怪談は8割がたそんなものです(笑)

もちろんこの作品はフィクションのはずですが、これは意図してやっているものと思われます。

ホラー系の小説では外せない三津田信三はこの作品でさらに好きになったのは言うまでもありません!

最後に残る大きな謎ですが、あとがきにもあるように解明しないほうがいいのでしょう。

どこかにあるサイトで読んだ記事によると、濁点を取り、50音表を用意して取り組むといいようです。

好奇心猫を殺すという言葉もありますし、知らないほうがいいこともあるのでしょうねえ…

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